
対デンマーク戦、日本代表勝った!!いやめでたい。
今日は勉強会が二つあったからそれについて。
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①SIS(何の略か不明←K教えてくれw)
ネットを中心にメディア論を勉強する会に参加。
法学部ラウンジにてKとM、そしてK2と約3時間。
今回の課題書は、
東浩紀・濱野智史編『ised 情報社会の倫理と設計・倫理編』
の第1回、鈴木謙介「情報社会の倫理と民主主義の精神」。
なんか聞いたことあるような名前ですね、うん、うさんくさいw
本書は、GLOCOMで開催された「情報社会の倫理と設計についての学際的研究」という研究会(ised)の議事録。HPで覗いたことはあったけど読むのめんどくさいから忌避してたやつ。内容は情報技術が社会秩序に与える影響の分析と、情報社会に対する思想的視座の構想。
第1回鈴木謙介の回では、ネットを中心とする情報技術の発展が政治経済の分野で新たな「問題」を生み出していること、そしてそれら「問題」をめぐる対立は18世紀以降の社会思想上の対立図式から説明できることを述べた後に、情報社会における思想的立場を図式化し第2回以降の土台を作っている。
ここで挙げられている「問題」とは、政治では、ネット上での集合行為現象、すなわち、ネトウヨ的言説に象徴される「サイバーカスケード」(byキャス・サンスティーン)(-)と、新潟県中越地震の際の救援活動に見られる「創発性」(byハワード・ラインゴールド)(+)である。また経済では、違法コピーのネット流通という著作権上の問題だ。
勉強になったのはアダム・スミスについての誤解が解けたこと。すなわち、僕は「個々人が利己心に基づき行動した結果調和が生まれる」といった単純な「神の見えざる手」の理解をしていたわけだが、その理解は「そこでの利己心は内発的な道徳性により抑制されている」という前提を欠いていて不当だというわけ(『国富論』だけじゃなくて『道徳感情論』も読めってこと)。ここらへんはアマルティア・センが指摘し始めたらしいぜ。
議論になったのは、①ネット上での「サブ公共性」が現実での(大きな)公共性に接続しうるのか、どのようにするのかという点と、②価値オリエンテッドなアーキテクチャを構想・構築する際、誰がその価値を決めるのか、そこではネットでの「討議」は反映されるのかという点だった(他にも「アーキテクチャって何?」みたいなレベルで多数あり)。
第2回以降を読んでから、また考える。
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②内々定者勉強会
月一開催の勉強会。今日はWとTが発表。
Wは「内々定取消の法的問題性」について最近の判例を題材に分かりやすく説明。プレゼンが上手だった(内々定先の特殊性に言及したオチが最高w)。
福岡地裁は内々定を(労働)契約とは認定しなかったが、信義則に基づいて債務不履行を理由に慰謝料の支払いを命じたらしい(不法行為で構成したのかも)が、これは全国初らしい。事実認定を見る限り、まあ確かにこの企業の対応はひどい。原告が既に働いているって点もあるし、他では認められないのかな。
Tは「行動経済学」について、いくつかの実験をしながら入門編をプレゼン。いやぁ、俺って合理的に考えられないんだなぁw
伝統的な経済学が前提とする合理性概念の修正ということらしい。比較政治学のゼミでも新制度論のアプローチをめぐって、アクターの合理性仮定は問題となる。読んだ論文では、H.サイモンの限定合理性概念が各アプローチの相異を相対化する鍵だったわけだが、今日学んだプロスペクト理論などを政治事象の分析(政治家行動がいいのかな)に応用できたりしないのかな。今度TやJに聞いてみよう。
多田洋介『行動経済学入門』読んでみようかな。
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以上~色んな学問領域に手を突っ込むのは面白いね♪
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