2010/07/02

「僕たちの好きだったAKB革命」⑥


「強く気高く美しく、20歳のさやかこと、秋元才加です」(さやか自己紹介より)

今回も引き続き総括。



第5章 AKB48とは・事例編

前章では「AKB48がなぜ流行ったか」について、戦略と消費の側面から分析した。
本章では、そこでの理論を使って実際のファンの行動を説明する。

以下は、H(22歳♂)の半年にわたるファン活動の記録である(エログロナンセンス注意!!)。

ステップ①―目覚め



AKBファンの後輩Iに勧められ、AKB48公式HPを見た。
あまりの多さにたじろいだが、柏木由紀(ゆきりん)がカワイイなと思った。
(「48」の多様性)

風邪を引き外に出れないHは、YouTubeで「柏木由紀」と検索。
ヒットした動画はHに突き刺さった。
イタい自己紹介、レッスンでの懸命な姿、そして豊かな感情表現…。すばらしい。
(「AKB」の成長物語)

彼女が出演する番組を追った。
AKBINGO!週刊AKBネ申テレビといったAKB48の冠番組への出演はもちろん、ワイドショーひるおび!ではお天気お姉さん、PVへの出演など、すべてをカバーするよう尽力した。
(「48」のウォーリー現象)

徐々にその性格が分かってくる。
若いチームBのキャプテンとしてしっかり者で通る一方、
まゆゆのメールを無視したり、過剰なリアクションが腹黒の証拠だと言われる。
仲がいいメンバーはまゆゆ(渡辺麻友)やはーちゃん(片山陽加)だ。
(「48」の関係性)

本物は格別。
就活の説明会(実質第一回面接w)を早退して駆け込んだ握手会に天使がいた。
スラッと長い手足にちっちゃい顔、見たことのない生物。
ほんの10数秒だが交わした言葉は就活に疲れたHを元気づけた。
(「AKB」のそこにいる意味)

成長した彼女はトップメンバーに仲間入り。
ソロ写真集(年間トップ)・DVD、チームBキャプテン、チームPBセンター、
ラジオ「リッスン」パーソナリティ、総選挙8位、生写真高騰など。
人気に火がついたゆきりんは今やAKBを引っ張るメンバーの一人だ。
(「AKB」の成長物語)

ステップ②―推し変

ゆきりんを追ううちにAKBの全体像がぼんやりと浮かんでくる。
彼女をよりよく知るために他のメンバーにも目を向けた。
(ビックリマンチョコ現象+「48」の出口なし戦略)

まずは、AKB48内の中堅メンバー。
選抜に入れない、いわゆるアンダーガールズ層を応援したくなってきた。
高城亜樹、倉持明日香、藤江れいな、指原莉乃など…。
特に可愛くもなく、特徴もないと思っていた彼女たち。
だが、プロレスと野球が大好きで、尊敬する人は小橋建太と江頭2:50という、
とてもアイドルとは思えないキャラなどが見えてくるにつれ、思い入れが出てくる。


次に、SKE48。
SKE48は名古屋・栄(SaKaE)で活動するAKB48の妹分。
2008年夏に結成されたSKEはまだまだ未熟。
その中でAKB48に追いつかんと必死な二人のスター「JR松井」。
松井珠理奈と松井玲奈の二人の頑張りは尋常じゃない。

珠理奈はSKE48の代表としてAKBのシングル曲にも多数参加し、
歌、ダンス、MC、バラエティと凄まじい成長をみせている。
玲奈はおっとりタイプだが、うちに秘めたる闘志はすさまじく、
総選挙でのコメントや、激辛部での必死さは見る者の心を打つ!

握手会でのイメージも違う。
SKE48の2ndシングル「青空片想い」発売の握手会では、
小木曽汐莉、矢神久美、桑原みずき、平田璃香子、石田安奈の列に。
顔の縦幅16cmの超小顔に驚きつつ、まだ慣れていない彼女たちの懸命な姿に感動した。

ステップ③―引退

推し変後の推しメンたちも人気が出てきた。

今回の総選挙で柏木由紀は8位、松井珠理奈は10位、松井玲奈は11位、高城亜樹は13位。
あきちゃのメディア選抜入りは果たせなかったが、大満足。

理論的には、さらなる推し変が誘発されてスタートに戻るはずだし、
現に新たなメンバー(松井咲子、向田真夏、横山由依ほか)に目も向いている。

ただ、もうさすがにやめておこうと思う…キリがないw

以上をまとめると、
「今回のサンプルHは、ゆきりんにはまってその成長を見届けた後、あきちゃと玲奈に推し変したが、彼女たちにも人気が出てやることを果たした。さらなる推し変の誘惑に駆られるも、その危険性を認識して無限螺旋を脱出した」
となる。



とても理論の妥当性を根拠づけるものではないが、具体的なイメージが持てたと思う。
以上を以て、理論編を完了する。

なんか色々すいませんw

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