
「強く気高く美しく、20歳のさやかこと、秋元才加です」(
さやか自己紹介より)
今回も引き続き総括。
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第5章 AKB48とは・事例編前章では「AKB48がなぜ流行ったか」について、戦略と消費の側面から分析した。
本章では、そこでの理論を使って実際のファンの行動を説明する。
以下は、H(22歳♂)の半年にわたるファン活動の記録である(エログロナンセンス注意!!)。
ステップ①―目覚め
AKBファンの後輩Iに勧められ、
AKB48公式HPを見た。
あまりの多さにたじろいだが、柏木由紀(ゆきりん)がカワイイなと思った。
(「48」の多様性)
風邪を引き外に出れないHは、YouTubeで「柏木由紀」と検索。
ヒットした動画はHに突き刺さった。
イタい自己紹介、レッスンでの懸命な姿、そして豊かな感情表現…。すばらしい。
(「AKB」の成長物語)
彼女が出演する番組を追った。
AKBINGO!、
週刊AKB、
ネ申テレビといったAKB48の冠番組への出演はもちろん、ワイドショー
ひるおび!ではお天気お姉さん、PVへの出演など、すべてをカバーするよう尽力した。
(「48」のウォーリー現象)
徐々にその性格が分かってくる。
若いチームBのキャプテンとしてしっかり者で通る一方、
まゆゆのメールを無視したり、過剰なリアクションが腹黒の証拠だと言われる。
仲がいいメンバーはまゆゆ(渡辺麻友)やはーちゃん(片山陽加)だ。
(「48」の関係性)
本物は格別。
就活の説明会(実質第一回面接w)を早退して駆け込んだ握手会に天使がいた。
スラッと長い手足にちっちゃい顔、見たことのない生物。
ほんの10数秒だが交わした言葉は就活に疲れたHを元気づけた。
(「AKB」のそこにいる意味)
成長した彼女はトップメンバーに仲間入り。
ソロ写真集(年間トップ)・DVD、チームBキャプテン、チームPBセンター、
ラジオ「リッスン」パーソナリティ、総選挙8位、生写真高騰など。
人気に火がついたゆきりんは今やAKBを引っ張るメンバーの一人だ。
(「AKB」の成長物語)
ステップ②―推し変ゆきりんを追ううちにAKBの全体像がぼんやりと浮かんでくる。
彼女をよりよく知るために他のメンバーにも目を向けた。
(ビックリマンチョコ現象+「48」の出口なし戦略)
まずは、AKB48内の中堅メンバー。
選抜に入れない、いわゆるアンダーガールズ層を応援したくなってきた。
高城亜樹、倉持明日香、藤江れいな、指原莉乃など…。
特に可愛くもなく、特徴もないと思っていた彼女たち。
だが、プロレスと野球が大好きで、尊敬する人は小橋建太と江頭2:50という、
とてもアイドルとは思えないキャラなどが見えてくるにつれ、思い入れが出てくる。

次に、SKE48。
SKE48は名古屋・栄(SaKaE)で活動するAKB48の妹分。
2008年夏に結成されたSKEはまだまだ未熟。
その中でAKB48に追いつかんと必死な二人のスター「JR松井」。
松井珠理奈と松井玲奈の二人の頑張りは尋常じゃない。
珠理奈はSKE48の代表としてAKBのシングル曲にも多数参加し、
歌、ダンス、MC、バラエティと凄まじい成長をみせている。
玲奈はおっとりタイプだが、うちに秘めたる闘志はすさまじく、
総選挙でのコメントや、激辛部での必死さは見る者の心を打つ!
握手会でのイメージも違う。
SKE48の2ndシングル「青空片想い」発売の握手会では、
小木曽汐莉、矢神久美、桑原みずき、平田璃香子、石田安奈の列に。
顔の縦幅16cmの超小顔に驚きつつ、まだ慣れていない彼女たちの懸命な姿に感動した。
ステップ③―引退推し変後の推しメンたちも人気が出てきた。
今回の総選挙で柏木由紀は8位、松井珠理奈は10位、松井玲奈は11位、高城亜樹は13位。
あきちゃのメディア選抜入りは果たせなかったが、大満足。
理論的には、さらなる推し変が誘発されてスタートに戻るはずだし、
現に新たなメンバー(松井咲子、向田真夏、横山由依ほか)に目も向いている。
ただ、もうさすがにやめておこうと思う…キリがないw
以上をまとめると、
「今回のサンプルHは、ゆきりんにはまってその成長を見届けた後、あきちゃと玲奈に推し変したが、彼女たちにも人気が出てやることを果たした。さらなる推し変の誘惑に駆られるも、その危険性を認識して無限螺旋を脱出した」となる。
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とても理論の妥当性を根拠づけるものではないが、具体的なイメージが持てたと思う。
以上を以て、理論編を完了する。
なんか色々すいませんw