2010/07/21

ガジェットのある日々



iPhoneのOSが先月ヴァージョンアップされた。

マルチタスクやフォルダ管理など、新機能はたくさん!
だけど、一番嬉しかったのは、Bluetoothキーボードが対応になったことだ!!

OS3の時点でjailbreakしてでも欲しかった機能だから、
OS4での対応は待ちに待った朗報!
これでネットブックを持ち運ぶ必要がなくなる~持ってないけどw



















Rboard for Keitai (Bluetooth HID/JIS配列) RBK-2100BTJ

自分が選んだのはリュウドという会社のRboardシリーズ。
ios4により製造が追いつかず、1ヶ月も待たされた…泣

その利点はなんといっても「折りたたみ式」と「軽さ」。

普通のA4ノートPCのキーボードサイズが折りたたむと文庫サイズに。
厚さも1.5cmぐらいで、重さは450gだから持ち運びに便利!

開いてキーを押すと勝手にiPhoneとつながってくれるから、
いちいち面倒なベアリングをする必要もない♪

しかも、シンプルなスタンドが収納されているから、
取り出してiPhoneを置く台にできる。

simplenoteやevernoteといったメモアプリを使えば、
サクサクメモが取れて、ファイルは勝手に専用のフォルダに同期してくれる。
最近では、ちょっと重いけどwordやexcelファイルを編集できるアプリもあるから、
図や表の作成もiPhoneでできてくるかもしれない。

本当は授業でノート取るのに使いたかったんだけど、今季はもう終わり。
本を読むときに結構メモをとるからそれに使うのが一番の用途かも。
あとは、長文メール書くときかな。



ということで、おすすめガジェットでした。
上の動画は、高まったので踊ってしまいましたw
いやぁ、俺いいケツしてんなw
お許しを。

(H・ω・M)

2010/07/19

酒は飲んでも、飲まれるな⑥

先週は飲み会三昧だった。
知らない人とやたらと会った、楽しかった♫



10日 渋谷にて

高校の友人Fに誘われ飲み会へ。

メンツはFとその院生友達SさんとMさん、
そしてアメリカから来日中のWくん。

Wくんのため東京観光を終えた3人と渋谷で合流!
巨漢のアメリカンボーイと素敵なお姉様方の登場に
テンションは自然と上がる!w

お好み焼き屋で2時間ぐらいかな、楽しかった♫

やぱコミュニケーションはノリだw
ちゃんと英語話せたらもっと楽しいんだろうな~頑張ろう!

「すごい」の上は「ピカチュウ」っていうんだよ。
ナンパしたいときは後をつければいいんだよ。
おれ、ミュージカルスターなんだ。

ジャパニーズカルチャーとはなんぞやを教えてあげたぜw



14日 本郷にて

今季のゼミが終わり、ゼミ生と打ち上げ。

メンツは少なくJとSと3年のTとU。
他の三年生と仲良くなれなかったのが残念!

研究者志望が多いせいで話題は勉強と院試の話。
やっぱ研究者は大変そうだな自分には難しい。
それにしても東大生は真面目でいい♫
ただUの下ネタには2年ぶりに引いたw

またあのメンツで飲みたい。



11日 池袋

大学の友人と久しぶりの合コン的なるものへw
5対5は何気に初めて。盛り上がった♫

今回の教訓は
「盛り上がるかは自分次第だ」
「盛り上がるかは相手次第ではない、仲間だ」
というものw

緊張したり、話すのが苦手な人もいるから、
そういう障壁が異常に低い自分が先陣を切るべき。
これは役割分担、そうチームスポーツ!

ただやっぱり仲間は心強い!
特に下心ゼロでただ楽しみに来てる奴らはww
タイミング良く話をふり、繋がる合いの手を入れる。
ナイスなパスワーク!

合コンも悪くない♫w



12日 本郷にて

毎月恒例の内々定先の勉強会。

今回は自分が発表の回。
テーマは
「労働契約法の政策過程とねじれ国会」
という
正直つまらないもの。

テーマの馴染にくさ
分析の未熟さ
伝え方の下手さ
が相まって、正直最悪な発表だった。
2年ぶりにぐらいに凹んだ。

それにひきかえもう一人発表したNさんの
「物理の心をわしづかみ」
プレゼンはすごく面白かった!

縁遠い物理学、特に相対論の話を、
身近な例や簡単な問題、図、動画を踏んだんに使って、
わかりやすく説明していた。すごい。

本当に良く勉強している人は簡潔でわかりやすく
説明できる。

究極のところ自分は理解で来ていないんだと思うな。
これは頑張らなくてはならない。
サークルのとき指摘してもらったことが活きていない。

終わった後はいつもの飲み会へ。
いい感じで盛り上がってた、過去最高?w



なんかテスト前に飲んでばっかだなァ。

7月末は中学や高校の友人に久しぶりに会えそう!
これ読んでくれてる人で、暇な人いたら
声かけてくださいな~のみまっしょい♫

2010/07/12

比較政治学入門⑤


Chris Frith『心をつくる』岩波書店、2009年

「実験の方法:脳認知科学は政治行動の理解に何を付け加えるか」というテーマで、ゼミで扱う文献。

ついに教授の本領発揮。「(比較)政治学のゼミでなぜ脳認知科学なのか?」という問いが、権力論、ゲーム理論の研究を読んで少しずつ見えてきた。

ゼミのまとめは次のエントリでするとして、ここではこの本のレビュー。



目次
プロローグ ホンモノの科学者は心など研究しない
第1章 脳の損傷例を手がかりとして
 2章 正常な脳が世界について語ること
 3章 脳が身体について語ること
 4章 予測によって先んじる
 5章 私たちが知覚する世界とは現実と対応した幻想である
 6章 脳はどうやって心をモデル化するか
 7章 心を共有する―脳はいかにして文化を創造するか
エピローグ 私と脳と

本書の目的は、
「脳が私たちに何を伝え、何を隠しているのかを明らかにすることで、脳が心をつくりだすメカニズムを探ること」
である。そのために、脳イメージング研究や心理学実験の結果を用いる。

私たちは普段、次のように考えてはいないだろうか。
「私たちは物理世界に直接関わっており、心的世界は物理世界とは独立している」と。すなわち、自分と世界/自分と心との関係は全く別物だと。

これは脳がつくりだした錯覚で、私たちが物理的・心的世界と認識しているのはともに脳がつくりだしたイメージである、と筆者は主張する。



1~3章では、脳が、私たちの意識の裏で錯覚をつくりだす例を挙げている。

その例の一つが、エイムズの部屋である(上写真)。
この写真は、もちろんどちらかが小人だとか巨人だとかいうわけではない。本当は、左側の奥行きが深いが、壁面の形を台形にすることで同じ距離に二人がいるように見せているのだ。トリックが分かってもこの写真の見方は変わらない、つまり、相変わらず片方が小さいか大きく見えてしまう。

ここで言いたいのは、「外からの情報が誤りだと分かっても脳は嘘の情報のまま世界を見せることがある」ということだ(パルテノン神殿とかもそう)。これは、外の物理世界に対してだけでなく、自分の身体についても起こりうる。事故などで腕を切断した人が、なくした腕があると感じる「幻肢」がその例。

脳は私たちが意識する以上に多くの処理をこなし、その中の一部を私たちに見せているに過ぎない。私たちは物理的世界に直接関わっているわけではないのだ。



4~6章では、脳がイメージ(心)をつくりだすメカニズムを明らかにする。

そのメカニズムとは「脳は、あるモデルに基づいて物理世界を予測し外界を知覚する。知覚した外界からの刺激と予測に基づくイメージとを比較し、間違っていた部分について元のモデルを修正する」というものである。

上の写真は「ルビンの壷」と呼ばれるトリックアートだ。
「二人の顔」と見るか「壺」と見るか。私たちは、頭の中のモデルを元に予測を立て探索することで、世界にあるものを発見する。モデルによって見えてくるものは違うのだ。解釈が定まらないルビンの壷のようなものでない限り、知覚した刺激を元に解釈を定め、モデルを修正する。

人間が知覚するのはこうしてできた脳内の世界モデルであって、物理世界そのものではない。

そしてこのことは、他者の心についても当てはまる。脳は、他者の行動からその意図や感覚を得て、心のモデルをつくりだす。私たちはこうして、物理世界を捉えるのと同様にして、他者の心をも捉えることができるのだ。この意味で、物理世界と心的世界は脳がつくりだすイメージとして同じであるといえる。

これらのことから、筆者は以下の含意を導く。

その一つは、心を共有し文化を創造することができる、という命題(7章)。
自分の考えを相手に伝えることを考える。「自分の考え」が「相手が受け取った自分の考え」と同じかどうかを探るため、相手の心のモデルを自分の中につくりだし、「自分の考え」と比較する。両者が一致していない場合、それは次の相手に関する予測が外れる。そのときには修正する…。相手もこの作業を行う。こうすると、自分の脳内にある相手の心のモデルを修正し正確なものに近づけていくにつれ、互いの心(のイメージ)が共有される。

もう一つは、私を自由で独立した主体とする錯覚が協調を可能にする、という命題(エピローグ)。
自分を自由で独立した主体と捉えると他者も同様だとの信念が築かれる。一方、他人を懲罰をも課せる対象、つまり責任主体と捉えるためには、その他者が自由で独立した主体との前提が必要である。筆者は、前者が後者を準備することで、フリーライダーを防ぎ協調行動をとらせるための仕組み、つまり、懲罰のシステムが可能になるとする。脳がつくる錯覚はこれに寄与するというのだ。



長くなったわりに分かりにくくなってしまった。

本書では、以上で述べた脳のメカニズムを豊富な実験結果を用いて説明している。それらを丁寧に読むと理解しやすい。しかも、それら実験は面白い(他人を無意識に模倣している例や、イメージトレーニングが実際に効果を持っている例)。文章も笑えてしまうような比喩や皮肉が混じっていて読みやすかった。

おすすめです。

(H・ω・M)

2010/07/07

比較政治学入門④


R.Axelrod『つきあい方の科学―バクテリアから国際関係まで』ミネルヴァ書房、1998年

「人間はどう行動するか:協調と裏切り―シミュレーション」というテーマで、ゼミで扱った文献。

前回のHirshcmanに引き続き、経済学のアプローチ(ここではゲーム理論)から人間行動を分析する枠組みを検討する。以下、レビュー。



目次
第1章 協調関係の諸問題
 2章 「しっぺ返し」の成功―コンピューター選手権において―
 3章 協調への道筋
 4章 殺しも殺されもしない戦争―第一次世界大戦の塹壕戦において―
 5章 生物における協調関係の進化
 6章 効果的な選択とは
 7章 協調関係を育てるために
 8章 協調関係と社会構造
 9章 互恵主義のたくましさ

本書の目的は、
「利己的にふるまうエゴイストが自発的に協調することはあるのか?あるとすればその条件は何か?」
を明らかにすることである。そのために、ゲーム理論、特に「くり返し囚人のジレンマゲーム」の枠組みを用いる。

本書では、筆者が行ったコンピュータ選手権の結果をスタートとしている。
この選手権は「くり返し囚人のジレンマ」ゲームをコンピュータプログラム間の競争として再現し、そこで高得点をとる戦略(プログラム)の条件を探るためのものである。そこでの結果は、行った2回ともに「しっぺ返し」戦略の勝利であった(「しっぺ返し」戦略とは、決して自分から裏切ることなく、相手が前回とった選択をやり返す戦略を指す)。そこから導かれる条件として「上品さ(自分から裏切らない)」「心の広さ(裏切ったあとでも再び協調する)」「即座の報復(裏切られたら裏切る)」「分かりやすさ(相手からみて戦略の規則性が分かる)」が挙げられた。また、得点に応じてその戦略をとるプレイヤーが増えていくという生態学的解析の実験にかけると、「しっぺ返し」が支配的になる様子も確認された。

このように「くり返し囚人のジレンマ」状況下でも協調関係は築かれうる。
このことを筆者は第一次世界大戦の英仏対独の塹壕戦において実証している。つまり、敵対的な関係にある両軍の間にある種の協調関係が生まれたのだ。そこでの協調関係とは「殺しも殺されもしない」関係、具体的には、相手に致命的なダメージを与えないような砲撃をしたり、やられても過剰な反撃にでないことを指す。この例から、互恵主義に基づく協調関係が生まれるためには、友好関係は必要がないことが明らかとなった。

以上の分析から、協調関係を築くためにゲームのプレイヤーと調停者が何をすべきかを提示している。

プレイヤーへのアドバイスとは、
①目先の相手を羨まないこと
②自分の方から先に裏切らないこと
③協調であれ裏切りであれ、そのとおりに相手にお返しすること
④策に溺れないこと

調停者へのアドバイスとは、
①将来の重みを増やすこと(普通将来の価値は割り引かれる)
②利得自体を変更すること
③プレイヤーに他人の幸せを気にかけるよう諭すこと
④互恵主義を教えること
⑤相手を正確に識別すること(相手の過去の行動を記憶する)

である。これらが達成されるとき、協調関係は生まれやすくなる。

筆者はこの理論を、バクテリアや癌細胞、鳥といった生物界の事象から、ビジネスや議会での議員行動、国際関係における国家間の行動にまで応用し説明している。



本書の功績は「様々な状況にゲーム理論を適用でき、ゲームのくり返しが協調を導く」という枠組みを示した点にある。

ゲームの現実性を考慮すると、精神的な利得はどう考えられるのか、他人からの評価を気にする側面もあるのではないか、また、汎用性があるといってもなぜそれが当てはまるのか体系的に説明できないのではないか、ルール次第で「しっぺ返し」が優勢になるとは限らない、より高得点をとる戦略(「パブロフ」など)があるのではないか、といった批判が多々出る。

しかし、それら要素を考慮しだすと複雑に過ぎ、一般性を保った理論として存立しえない。プレイヤーの合理性仮定や利得の単純化をもって、「すっきりした」論理を組み汎用性を高めている、その点に価値がある。あとは、分析対象の状況に応じてどう修正を加えるか、そこからは研究者各々の課題である。



2週間前、詐欺にあった。

路上で「財布なくして電車賃ないから貸してくれ」ってあれ。どう考えても言ってることおかしいし、交番か駅でお金借りてもらえばいいとその場で思ったけど、結局、あげた。

もし万が一本当に帰れない状況とか、詐欺しなくちゃいけないような経済的困窮状態とかにあるかもしれないとか思うと、それを無視するのは自分の(精神的)利得に反するし、それに比べてあげるお金の(相対)利得は低いから自分としてはあげた方がよかった。利己的に。

この本の理論が正しければ、この詐欺師のおばちゃんに出し抜かれても問題はない。自分としては協調を続けて自分から裏切らなければいいし、もし搾取するような相手ならちゃんと報復すればいい。日々いろいろな人と接してコミュニケーションをとる状況では、総合的に大きな利得を得られればいいのだ(なんかちょっと違うかも笑)。

と言って、信頼を裏切られた気持ちを落ち着かせる根拠に使いました泣。

(H・ω・M)

2010/07/04

昆虫なめんなよ①


安富和男『虫たちの生き残り戦略』中公新書、2002年

地球上の動物種の約70%は昆虫って知ってた?

AKB48ファンを辞め、仮面ライダーWを次のターゲットに定めたわけだが、昭和ライダーを思わせるその虫フェイスを見るうちに、生来の「虫取り少年DNA」が疼きだした!

過去22年間、ずっと東京住まいだが、好奇心旺盛な幼稚園~小学校低学年の時期は比較的自然が多い環境で暮らした。渋谷からひと駅の目黒区は東山というところ。公務員官舎がとてつもなく土地を使っているそこは、昆虫にとって都会のオアシス。

虫をとるか図鑑を見るか…。とった虫は標本に。展翅版でキレイに羽を整えたり、腹を割いて内臓を取り出して脱脂綿を詰めたり、なかなかワクワクした。ウラギンシジミを捕まえてキレイにできた時の感動は今でも覚えている。

そんなわけで、昔のことを思い出しつつ、この本を読んでみた。



本書は、「本能の知恵」基づく昆虫の行動に合理性を見出している。

目次
第1章 あの手この手の生き残り戦略
 2章 愛の言葉、愛のかたち
 3章 虫と植物は持ちつ持たれつ
 4章 奇妙な行動の裏に隠された秘密

短いエッセイが24本。紹介されている昆虫は、モンシロチョウ、チャバネゴキブリといった身近なものから、ボクトウガやトドノネオオワタムシという馴染みのないものまで。

少し面白い生態を持つ昆虫を紹介したい。

①オオユスリカ―恋はハリケーンw




ユスリカは蚊と近縁な昆虫だが、血は吸わない。
とまり方もちょっと違って、前脚をつきだし張り付くようにとまる。

血を吸わないっていうことは栄養がとれない。しかも、消化器官も退化してる。なんてドMなんだ!結果、寿命は1日2日でその間に子孫を作らなければならない。そのため、ユスリカは命を懸けた合コンをするw

その合コンの名は「蚊柱」。
蚊柱はユスリカでなくとも他の蚊でもつくる。川辺を自転車で走っていて、大群の蚊につっこんだことはないだろうか。あれだ。

オスのユスリカは群をなして飛び、一匹では小さい羽音を増幅させてメスを呼ぶ。メスが蚊柱に入った途端、それまで協調していたオス共は一気にハイエナとなる。一匹のメスを奪い合い、一匹のオスだけが交尾できるのだ。これってガチな感じの合コンに似てるねw

昨日の仲間は今日の敵。草食系男子よ見習え!はいっ!w

②オオカマキリ―気象庁どっかいけ



オオカマキリは積雪量を予知できるらしい。

オオカマキリは「卵嚢」と呼ばれるゆりかごの中に、平均260個の卵を産む。卵嚢から大量の幼虫が生まれてくる様に驚いた記憶がある。スゴイ量だ。卵嚢は徐々に固まり耐熱性も持った防具となる。ただ、水には弱いので雪には気をつけなければいけない。

そこで仮説が立つ。
オオカマキリは大雪が降る年には卵嚢が雪に埋まらないよう、高いところに卵を産むのではないか?

実際、新潟県長岡市でこれを観察した酒井さんと湯沢さん(誰だw昆虫学の場合、研究者が学者ばかりでなくて面白い)によると、卵嚢の高さが110cmのとき最大積雪量は100cm、80cmのとき60cm、60cmのとき40cmと、相関が見られたらしい。

なぜ、オオカマキリが予知できるかはまだ分かってないが、昆虫には湿度や気圧を感知できるセンサーがあることが関係するのではとされている。

外れてばっかの気象庁、そして良純よりもカマキリはじめ昆虫の方が頼りになるかもねw



他にも40日飲まず食わずでも元気なチャバネゴキブリとか、殺虫剤で逆に強くなるゴミムシダマシとかあった。

昆虫学は分類がメインだけど、最近では応用分野として、死亡時刻の推定にハエとかの集まり具合を見る法医昆虫学とか、農業や畜産に役立つ・害になる虫の研究がある。色々読んでみようと思う。

(H・ω・M)

2010/07/02

「僕たちの好きだったAKB革命」⑦


「1、2、3、4、ご一緒に。6、7、8、9、珠理奈ー! 中学1年生13歳の松井珠理奈です。」(珠理奈自己紹介より)

もう終わりも近いので一気に書いてしまおう!

今回も引き続き総括、そして最終回。



第6章 総括

これまで1~5章において、Hから見たAKB48の魅力、そして、AKB48が流行った理由について見てきた。ここで簡単に、4章理論編での内容をまとめ、その上で最終章につなげたい。

AKB48が流行した理由を、①戦略と②消費の観点から分析した。

①戦略では、AKB48を「AKB」と「48」に分け、それぞれ、

「AKBは、秋葉原と劇場というバックグラウンドを持つことを意味し、狭いコミュニティで共に作り上げるアイドルという消費形態を可能にした。同時に、秋葉原の持つ負のイメージを捨てることでAKBは記号化し、広い支持を集めることに成功した」

「48人という大所帯は、メンバーの多様性を確保することでファンのベースを拡大し、他メンバーとの競争下で多様な顔を見せる推しメンを意識的にフォローさせることでその魅力を伝えることを可能にする。そして、絶えざる推し変を許容してファンの離脱を抑止する構造をもつ」

という、戦略の特徴を記述し、

②消費では、AKBファンの消費態度を、

「AKB48のメンバーをカワイイから支持する人はいる、ただ、そのカワイさは10代の感性に合致する限りである。一方で、カワイクないが支持する人もいる。それは、頑張っている人を応援したい、見えないものを見たいという自然な欲望を理由としている」

と分析した。

そして、これらをファンHに当てはめたところ、

「今回のサンプルHは、ゆきりんにはまってその成長を見届けた後、あきちゃと玲奈に推し変したが、彼女たちにも人気が出てやることを果たした。さらなる推し変の誘惑に駆られるも、その危険性を認識して無限螺旋を脱出した」

という、解釈が導かれた。

私の「AKB48的なるもの」への洞察は以上である。



最終章 あの子はいま―AKB成長記録

以上の分析結果を受け、今後のAKB48について論じたい。

ここでの問いは、

「AKB48はいつまで続くのか?」

である。

16thシングル「ポニーテールとシュシュ」の大ヒット、そして、AKB総選挙の盛り上がりを以て、AKB48の人気は最高潮に達した。この人気はどこまでいくのだろうか。

予想するに、AKB48の人気はこれ以上は上がらないが、そこそこ(2011年いっぱいぐらい)続くと思う。そして、人気が落ちてからも劇場を中心にその活動は低空飛行を続けるはず。

なぜかというと、主力メンバーの卒業が難しいからだ。

現在、メインメンバーたちはテレビその他のメディアに個人で出る機会が増えてきてはいる。篠田麻里子や板野友美はモデル、前田敦子や大島優子、小野恵令奈は女優、秋元才加はバラエティで頑張っている。しかし、彼女たちがAKBという後ろ盾を失ってやっていけるかは甚だ疑わしい。

AKB48は既に相当数の卒業生を輩出しているが、芸能界で生きて行けているのは大島麻衣だけ。ルックスや喋りにおいてはるかに劣る現メンバーがやっていけるとは思えない。

加えて、先週、衝撃的な報道がなされた。それは、AKB48結成当時のメインメンバーである中西里菜のAVデビュー。なんとショックなことだ。卒業後も芸能界でやっていくにはその道も覚悟しなければならない。現役当時人気があったりなてぃんだからこそ、現メンバーのショックは大きいはずだ。

今年3月の横浜アリーナ公演で「まりこ様の卒業が発表される」との予測があったが、ハズレ。一番AKBへの依存度が低い彼女ですら、まだなのだ。

つまりここでいいたいのは、
「主力メンバーですら卒業してソロ活動をする力がないし、今後もそう簡単に力がつくわけではない。それが逆にメンバーの脱退による集団の戦略ダウンを防ぎ、一定の支持を確保し続ける」
ということだ。

AKB48はその特異な販売戦略ゆえに、個人の素養に依存せず人気を集めてきた。しかしそれは、個々のメンバーの卒業を難しくしている。

モー娘。が初期メンバーの脱退により戦力を落としていったのに対し、AKB48は戦力を維持し続けるだろう。ただし、それは集団の肥大化を招き、代謝が悪くなり、ついには破綻する(事務所間の対立を下に分裂するのでは)。

しかし、マスメディアの舞台から姿を消しても秋葉原の劇場は続く。

そこでは、結成当初から応援を続けるコアなファンたちのMIXが静かに響くのだろう。

「あー よっしゃいくぞー タイガー・ファイヤー・サイバー・ファイバー・ダイバー・バイバー・ジャージャー!!」



ここにAKB48ファン活動総括の終了を宣言します!w

こんな気持ち悪いブログを読んでくださった方がいたのであれば、心から感謝します。書くことで今まで曖昧だった点を明らかにできた。

これで心置きなくファンをやめれますw

さようならAKB48、ありがとうAKB48。

「僕たちの好きだったAKB革命」⑥


「強く気高く美しく、20歳のさやかこと、秋元才加です」(さやか自己紹介より)

今回も引き続き総括。



第5章 AKB48とは・事例編

前章では「AKB48がなぜ流行ったか」について、戦略と消費の側面から分析した。
本章では、そこでの理論を使って実際のファンの行動を説明する。

以下は、H(22歳♂)の半年にわたるファン活動の記録である(エログロナンセンス注意!!)。

ステップ①―目覚め



AKBファンの後輩Iに勧められ、AKB48公式HPを見た。
あまりの多さにたじろいだが、柏木由紀(ゆきりん)がカワイイなと思った。
(「48」の多様性)

風邪を引き外に出れないHは、YouTubeで「柏木由紀」と検索。
ヒットした動画はHに突き刺さった。
イタい自己紹介、レッスンでの懸命な姿、そして豊かな感情表現…。すばらしい。
(「AKB」の成長物語)

彼女が出演する番組を追った。
AKBINGO!週刊AKBネ申テレビといったAKB48の冠番組への出演はもちろん、ワイドショーひるおび!ではお天気お姉さん、PVへの出演など、すべてをカバーするよう尽力した。
(「48」のウォーリー現象)

徐々にその性格が分かってくる。
若いチームBのキャプテンとしてしっかり者で通る一方、
まゆゆのメールを無視したり、過剰なリアクションが腹黒の証拠だと言われる。
仲がいいメンバーはまゆゆ(渡辺麻友)やはーちゃん(片山陽加)だ。
(「48」の関係性)

本物は格別。
就活の説明会(実質第一回面接w)を早退して駆け込んだ握手会に天使がいた。
スラッと長い手足にちっちゃい顔、見たことのない生物。
ほんの10数秒だが交わした言葉は就活に疲れたHを元気づけた。
(「AKB」のそこにいる意味)

成長した彼女はトップメンバーに仲間入り。
ソロ写真集(年間トップ)・DVD、チームBキャプテン、チームPBセンター、
ラジオ「リッスン」パーソナリティ、総選挙8位、生写真高騰など。
人気に火がついたゆきりんは今やAKBを引っ張るメンバーの一人だ。
(「AKB」の成長物語)

ステップ②―推し変

ゆきりんを追ううちにAKBの全体像がぼんやりと浮かんでくる。
彼女をよりよく知るために他のメンバーにも目を向けた。
(ビックリマンチョコ現象+「48」の出口なし戦略)

まずは、AKB48内の中堅メンバー。
選抜に入れない、いわゆるアンダーガールズ層を応援したくなってきた。
高城亜樹、倉持明日香、藤江れいな、指原莉乃など…。
特に可愛くもなく、特徴もないと思っていた彼女たち。
だが、プロレスと野球が大好きで、尊敬する人は小橋建太と江頭2:50という、
とてもアイドルとは思えないキャラなどが見えてくるにつれ、思い入れが出てくる。


次に、SKE48。
SKE48は名古屋・栄(SaKaE)で活動するAKB48の妹分。
2008年夏に結成されたSKEはまだまだ未熟。
その中でAKB48に追いつかんと必死な二人のスター「JR松井」。
松井珠理奈と松井玲奈の二人の頑張りは尋常じゃない。

珠理奈はSKE48の代表としてAKBのシングル曲にも多数参加し、
歌、ダンス、MC、バラエティと凄まじい成長をみせている。
玲奈はおっとりタイプだが、うちに秘めたる闘志はすさまじく、
総選挙でのコメントや、激辛部での必死さは見る者の心を打つ!

握手会でのイメージも違う。
SKE48の2ndシングル「青空片想い」発売の握手会では、
小木曽汐莉、矢神久美、桑原みずき、平田璃香子、石田安奈の列に。
顔の縦幅16cmの超小顔に驚きつつ、まだ慣れていない彼女たちの懸命な姿に感動した。

ステップ③―引退

推し変後の推しメンたちも人気が出てきた。

今回の総選挙で柏木由紀は8位、松井珠理奈は10位、松井玲奈は11位、高城亜樹は13位。
あきちゃのメディア選抜入りは果たせなかったが、大満足。

理論的には、さらなる推し変が誘発されてスタートに戻るはずだし、
現に新たなメンバー(松井咲子、向田真夏、横山由依ほか)に目も向いている。

ただ、もうさすがにやめておこうと思う…キリがないw

以上をまとめると、
「今回のサンプルHは、ゆきりんにはまってその成長を見届けた後、あきちゃと玲奈に推し変したが、彼女たちにも人気が出てやることを果たした。さらなる推し変の誘惑に駆られるも、その危険性を認識して無限螺旋を脱出した」
となる。



とても理論の妥当性を根拠づけるものではないが、具体的なイメージが持てたと思う。
以上を以て、理論編を完了する。

なんか色々すいませんw

2010/07/01

「僕たちの好きだったAKB革命」⑤



「愛されたい。愛したい。でもやっぱり愛されたい。AKBの末っ子隊長こと佐藤亜美菜です。」(あみな自己紹介より)

末っ子長男で何が悪いっ!?w末っ子よ、立ち上がれ!!

今回も引き続き総括。



第4章 AKB48とは・理論編(つづき)

②消費―物語消費

前回は、AKB48の戦略を「AKB」と「48」という観点から見た。
今回は、それを受容するファンの消費態度を分析しようと思う。

ここでの目的は、
「AKB48の戦略はファンのどのような欲望に合致したのか?」
を明らかにすることである。

そこでまず、消費者を三つのグループに分ける。すなわち、
①AKB48はかわいくないので好きじゃない
②AKB48はかわいいので好きだ
③AKB48はかわいくないが好きだ
の三つだ。

ここでのメルクマールはもちろん「かわいさ」。これはアイドルである以上逃げられない条件だ。しかし、③型のファンが多いのがAKB48の特徴であり、②型についても「誰にとってかわいいのか」という問題がある。以下、②③型について考える。

キーワードは「キティちゃん」「電波少年」「ビックリマンチョコ」。

「キティちゃん」
上の写真は、AKB48「不動の」エース・前田敦子。AKB48で一番人気の彼女だが、かわいいと思うか?「年齢が上になるほど否定的になる」というのが僕の雑感だ。ただし、彼女の顔がティーンネイジャーの圧倒的支持を受けていることは確か。なぜこのような違いが生まれるのか?答えはキティちゃんの顔にある。歴代キティちゃんの顔は変わってきており、その変化は「顔の中央にパーツが集まる」方向で進んでいる。いわずもがな、キティちゃんは流行に敏感だ。つまり、「かわいい」顔の基準が変わってきており、あっちゃんの高密度な顔はとてもナウいのだ。AKB48のファン層のメインは中高生で、「ナウい」感性をもつ彼(女)からすれば、前田敦子や板野友美、渡辺麻友は「超かわいい」のだ。よく「どこにでもいる感じがイイ」と強調されるが、②型にとってはそんなことはない。そして多くのファンはこの意味で②型である。この他にも②型はいるが、彼(女)らにはメンバーの多様性を以て対応する。

「電波少年」
懐かしいね、最近DVDが出てヤラせもあったとか暴露してる。「①戦略」で述べた「成長物語」の土台には「電波少年」でのテーゼがある。つまり「何も持ってなくてもガチで・必死な姿に人は感動する」ということ。猿岩石やドロンズなんてくそつまんない芸人だったけど、あんだけヒッチハイクして土色になったらグッと来るものがある。やっぱスポコン好きでしょ、みんな。若い女の子が健気に頑張っていたらその効果は100倍なんてもんじゃない。難関に挑み、日々成長していく様に虜になり、否が応にも応援したくなるのだ。そのときカワイイかカワイクないかはさほど重要でない。

「ビックリマンチョコ」
覚えてる?シールが付いてるあれ。ビックリマンチョコが面白いのは、そこにストーリーがあること。シールにはキャラクターの絵と解説が載っていて、それを集めることで少しずつその背後にあるストーリーや世界観が見えてくる。ストーリーをより良く知りたいという欲望がある限り、収集活動は終わらない。AKB48はこれに似ていると思う。推しメンのことをよく知るためには、そのメンバーがいるAKB48という世界を知りたいと思う。ただし、リアルタイムで進行する「AKB48という成長物語」はつねに変化し拡大する。永遠に全体像をつかむことはできないのだ。「ノーパンのパンチラを見たい」…それは土台無理な話だが、見たいものは見たいのだw

以上から言えるのは、
「AKB48のメンバーをカワイイから支持する人はいる、ただ、そのカワイさは10代の感性に合致する限りである。一方で、カワイクないが支持する人もいる。それは、頑張っている人を応援したい、見えないものを見たいという自然な欲望を理由としている」
ということである。

①戦略と②消費態度は一対一対応ではないが、AKB48の特徴がこれら欲望に少なからず応えているのは確かだ。



以上で理論編は終了。これでもAKB48の強さの一側面を捉えたに過ぎないが、コアの部分を理解する視座になると思う。

次章では、この理論枠組を用いてHというファンの活動を説明する(グロ注意w)。

酒は飲んでも、飲まれるな⑤




今日は学校にも行かず、社会人の方々とお話。

残り少ない金融論の授業を休んだのは痛いが、刺激ありだったからいいか。



内々定先の先輩方と日本橋にて。

駒場時代のゼミの先輩で、内々定先に勤めている方と昼食。
こちらから報告しないという無礼にもかかわらず、
声をかけてくださった。感謝感激雨あられ。

地方での勤務のことや各部署の特色なんかを教えてくれた。

時間がなくてつっこんだ話ができなくて残念…
それにしても会う人会う人、いい人だらけ。
厳しいところはもちろんあるけど、良識的、紳士的。

俺もああなれるんだろうか?



伯父と新橋にて。

久しぶりにフグ料理!
全然季節じゃないし、暑いから焼き鳥やめてって話なのに鍋食ったw
でも、やっぱウマイな~ひれ酒w

役人を引退した伯父は勉強熱心。経済金融に熱い。
「こんな記事があった、こんな本を読んだ」
と色々と教えてくれる。むしろ俺が勉強せねば!!

だけどやっぱり現役時代の話はリアリティとディテールが違う。

首吊り死体や土左衛門の描写から、天皇陛下の護衛、日米地位協定まで。
現場現場での判断の難しさが伝わってくる。

あとは、ストリートレベル・ビューロクラットの実例が面白かったw

問いかけは多かった。考えて今度挑戦しよう!



以上。明日はちゃんと学校いこうかな。